何でもレポート


 壊れたトースター

 今年の正月休はいつもよりも短く、それにもかかわらず思いがけない私的なイベントがたて続きであわただしい年末になってしまいました。
 つい食事も簡単に済ませたくなります。そんな時、食パンをトーストとしてサクサク食べるのは手軽で便利です。
 パンはトースターで焼くとカリカリとした食感になり一番おいしいと思えるのですが、この忙しいときにトースターがまるで他人のように空々しい雰囲気です。
 スイッチを回しても全く暖かくなりません。仕方が無いのでこの時はそのまま適当に食事を済ませました。
 少し余裕のできたときにトースターの修理に挑戦しました。
 まだ買って1年程度のSA社製の製品ですが、どうしたことでしょう。
 分解しようとひっくり返してねじを外し、カバーをはずしていきます。本当に薄い鉄板でブリキ細工という言葉がありますが、昔のブリキの玩具のほうがもう少し、しっかりできていたのではないかと思うほどです。 まあ、買った価格を思い出すと、よくできるものだと感心してしまいますが。
 トースターの電気回路はこの何十年も変わっていない単純なものですから、テスターで追っていくと、切れた場所はすぐ分かります。
 今回は内部の配線とヒーターを接続した箇所が断線していました。圧着接続していたのですが、ポロッと切れていました。熱くなるヒーターと熱くならない銅線を接続している場所なので、熱したり冷やしたりの加速度試験をしているような場所なので一番断線しやすい箇所には違いありません。
 切れやすい場所なのでそれなりの考慮が必要なのでしょうが、圧着接続が完全でなく、接触抵抗も起きて余計に過熱して断線したような雰囲気です。
 ヒーターを引き伸ばして、強引に接続して修理完了にしましたが、このあたりの製品管理は日本の製品でも多少おろそかになっているのではないかと思えてしまいました。
 一番壊れそうな場所が壊れると言うことは本望かもしれませんが、だからこそ気合を入れて設計も製造も管理して欲しいような気がしました。以前使っていたトースターはもう少し長持ちしたような気がしますし、それより以前の機械はさらに長持ちしました。
 何度か修理して使っていましたが新しい機械の方が便利にできているから、買い換えたいと言うことで取り替えたものでした。いつの時代も壊れる場所は同じような所が多いのですが、2世代前の機械はタイマーまで交換して15年以上使わせてもらいました。
 どうせ、ビックリするほど安く買ったんだから、買いなおせばいいといわれるかもしれませんが、たったこれだけで、外見は新しい品物を捨ててしまうのは少なからず疑問を感じてしまいます。

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