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 既存放送局とインターネット


 インターネットの幅広い普及に伴って既存の放送局の存続が話題になっているという話がありま す。私個人の意見を整理してみたいと思います。

 インターネットの世界は放送の世界に影響を与えるか?
この問題を考える前にインターネットの特質を考え見ましょう。
1.1対1の通信と同時に1対多の通信も得意である。
2.文字、音声、映像と多彩なメディアに対応できる。
3.双方向通信が容易である。
4.比較的簡単な設備で通信が可能である。
5.今後、様々なアプリケーションや技術が開発される。

 では放送の世界は
1.放送業務は免許制であり既得権が大きく影響し、誰もがはじめられるものではない。
2.免許の条件を達成するため、それなりの設備が必要である。
3.従来から培ってきた、信頼と知名度がある。
4.類似の事業者と緻密なネットワークを有している。

放送の領域にインターネットの事業者が進出するとなると
1.放送をするということになると許認可事項が少なくないため、容易に始められるものではない。
2.放送に類似した単なる情報発信ならば特に規制はないと考えられる。
3.既存の放送局ほど豊富なコンテンツを有していないと思われるが、品質にあまりこだわらなければ大幅に低コストでコンテンツを製作できる可能性はある。
4.既存の放送とは異なる双方向性や、特定の対象者に絞った有料情報配信を行えるシステムも可能である。
5.インターネットの情報は無料と思う観念も強いことから、有料の情報に対するコストは厳しい面がある。

放送の事業者がインターネットへ進出する場合は
1.従来から培ってきたネームバリューが大きく、放送による周知とあわせて大きな対象者を集めることが可能である。
2.信頼感の強い業種だけに、極端な行動はとりにくい。
3.民間放送の場合、情報収集や広告活動から幅広い業界とのネットワークがあり、コンテンツ政策には有利である。

トピックス
1.有力ポータルサイトの広告効果は放送による広告効果よりも大きいことが少なくない。
2.インターネットは放送のように実時間の運用の必要がなく、オンデマンドにより、利用者は好きな時間に好きな番組を視聴できる特性は優位性がある。
3.インターネットでは双方向性と、ネットワークの多重化を利用した放送にない運用が可能である。
4.1日24時間しかない生活空間を、様々なメディアで分割するとなると、既存のメディアの時間を新たなメディアの時間へ割り当てることになる。
5.インターネットに流れる情報は大変多くのものが存在し、個性に応じたコンテンツの選択ができるが、その結果個人主義がより高まることによる社会性の変 化は問題となる。
 

おわり
このレポートは、インターネット時代に放送局はどうなるのだろうという話題が出て、思いつくままに、書き出してみました。もう少し、整理するとさらに何か 出てきそうですので、近いうち、まとめなおさせていただきます。

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