何でもレポート


ホームのスピーカー



 山手線に乗ったり降りたりしていて、気にし出 すといろいろ気になる事があります。

 何時の頃からか、ホームのアナウンスがソフトになっていると思うのですが、駅に取り付けられているスピーカーが小型のコーンスピーカーになっ てきました。

 以前は駅構内のスピーカーは能率と、明瞭性を基本にしたトランペット型とか言われたホーンタイプのスピーカーが基本だったように思うのです が、何時の間にかどこにも見られなくなりました。音域に固有のピークがあり、低音再生には弱く、耳に刺激的な音が多い、この手のスピーカーは今、目にする のは街中でうるさくわめき立てる街宣車くらいになったような感じです。

 駅のアナウンスはかなり気を配られて録音された事を感じさせられるようなイコライジングにも配慮されているのですが、それを再生するスピー カーには様々なブランドのものがあり、いろいろな音で聞かせてくれます。
 その中にはちょっとあこがれのある、あのBOSEもあり、さすが、世界の東京のホームだと感心するのですが、様々な国産の類似のPAスピー カーも駅によって、いろいろあります。有楽町の音、秋葉原の音、新宿の音の違いをいろいろ楽しむことができます。駅におりて、はてこの音はどこの音だった かなとあらためてスピーカーを見上げる事もあります。音源は同じようなものを用いているようで、スピーカーによる個性が聞き分けられます。
 いろいろ注意していると、耳に心地よい音と、かなり刺激的な音があり、気持ちに余裕のある時には、これはどこから差が出てくるのかなと考える 事があります。
 スピーカーのユニット自体の特性はもちろんあるでしょう。コーンの特性、エッジのリニアリティー、磁気回路の密度の違いによる、応答性、ダン ピング特性、フレームの強度などスピーカー単体の特性はもちろん音の基本になっていそうです。さらにスピーカーを収容しているボックスにもいろいろ違いが 見ているだけであり、余裕のある箱に入っているものは低音の出方が違いますし、見かけは同じようでも、どう聞いてもあまりしっかりしてなさそうな箱もある ようです。考えればきりがないほどで電車待ちには退屈しません。
 オーディオの試聴室にいるような気分で、自分の好きな音をさがしてみるのも面白そうです。

 考えすぎると、目の前の電車に乗り遅れそうになったり、反対方向の電車に乗りそうになったりしますので、あまり気を取られ過ぎないように注意 をしたいものです。


 

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