何でもレポート


元気な洗濯機


 どうして、白物家電の話になるのかわかりませんが、一度思いついてしまったのでしばらくネタが続くまでレポートしてみます。
 我が家のSA社製の洗濯機は現在20年目に入っていますが、毎日たくさんの洗濯物を片付けています。
 毎日のモーターの音を聞くとそれほどくたびれた感じもなく、滑らかな回転音です。現在店頭に並んでいる新しい製品と比べると時代を感じさせる直線的なデザインですが特に違和感を感じさせるものではありません。
 今まで、ノントラブルかと言うとさすがにそうはいかず、様々な故障は発生しました。
 最初は水漏れで、4〜5年目に排水バルブにひびが入り、水が漏れるようになりました。部品をサービスステーションで買ってきて取り替えました。取り替えた時は、この位使うと出てしまう磨耗や、疲労による経年変化で仕方が無いのかなと思っていましたが、その後は一度も取り替えておらず、部品のばらつきもあるのかもしれません。プラスチックの成型品ですから、成型時の材料の入り方や温度の変化の程度など細かい差があるのかもしれません。
 その後、10年目くらいに水道水のコントロールをしているバルブの電磁ソレノイドが動かなくなり、水が入らなくなりました。直接選択槽に水を入れてやれば動くのですが、すすぎも大変で自動洗濯機にならないので、交換しました。このとき、問題は無かったのですがベルトも交換しました。多少回転音と同時にがたがた音や、キーキーという音がしていたのでベルトが伸びているのかなと考えたのですが、ベルト自身はそれほどの劣化は見られず、あちこち見えているネジの締め増しをしたら、ぐんと静かな音に戻りました。
 そのあと数年したとき、今度は操作パネルのボタンを押しても動いたり、動かなかったり頼りない状態になってしまいました。
 家族はもうそろそろ交換時期だと楽しみにしているようなところがあったのですが、操作パネルの後ろについているマイコンの入った制御回路を引っ張り出してみました。
 動いたり、動かなかったりと言う故障は部品そのものの故障よりも、コネクタの接触だとか、部品の取り付けに問題があることが多いので、いつもあちこち軽くたたいたり、ゆすったりしながら調べますが、このときは電源回路付近のハンダにひび割れらしいものを見つけました。付近のハンダも上げなおしてやると、安定した動作をするようになりました。
 この洗濯機に限ったことではないのですが、基板の中で電源部だとか、駆動部だとか、流す電流が多く、加熱する部分は加速度劣化試験をしているようなものなので、ハンダやパターンにひびや、断線が少なくないですね。ものによってはパターンの幅を大きく取ったり、接続点を複数にしたり、熱や電流の集中を避ける設計も見られますが、開発したときの機能試験では全く問題にならないため見過ごされてしまうことが少なくないようです。よくこれで持っているなと思うことも少なくありません。
 他にも何か手を入れたかもしれませんが、この数年間は毎日、毎日まじめに働き続けています。
 この位古くなっても基本になるモーターや洗濯槽は全く問題がありませんが、代用の効かない機能部品が壊れると、サービスステーションも取り合ってくれないかも知れずある日突然終わりになるかもしれません。
 今のエネルギー問題が盛んに言われる時代に、いかに直しながら使うかと言う問題はもう少し考えても良いような気がします。
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